野永 喜三夫

目的　：　北米のレストラン協会DiroNAの
　　　　　　２０周年会議を機に日本食について正しい知識を広めたい

概要　：　（　デモンストレーションを含む）

　　　　　＊　日本食の食材について　
　　　　　　（　米、昆布、カツオ節、わざび、のり、味噌などの大衆の身近にある日本食材について　）
　
　　　　　＊　日本人の日本食に対する思いと食の理論
　　　　
　　　　　＊　器を使った盛り付けの基本

　　　　　＊　四季を通じた豊富な食材

　　　　　＊　日本独特の香辛料または風味

　　　　　＊　日本料理について　
　　　　　　（　すし、天ぷら、懐石、割烹、会席などの日本人の思う日本食、また　居酒屋、
　　　　　　　　らーめん焼き鳥などの北米の大衆が思う日本食との違いについて　）

日程　：

　　　９月１８日　（土曜日）＊トロント到着
　　　　　
　　　　　１９日　（日曜日）＊　段取り、仕込み

　　　　　２０日　（月曜日）＊　仕込み

　　　　　２１日　（火曜日）＊　仕込み

　　　　　２２日　（水曜日）＊　Gala　Dinner　（ガラ　ディナー）Royal York Hotel　にて。
料理の内容は「ＮＹメトロポリタン美術館でのＫＡＩＳＥＫＩディナー」を基本に新たに考え直しました。

初夜はレセプションでトロントを見下ろすCNタワーでカナダ料理を堪能。

初日はナイアガラの滝へ、ナイアガラレストランセンターでランチ。ナイアガラ一番のレストランの食事を楽しみ、ナイアガラ地域のワイナリーを見学、ドナルド・ジラルド博士がその日のホストで、ジラルド博士はワイン界で最も知られるカナダ人、彼のアイスワインは1991年ワインエキスポで大賞を受賞し、そしてカナダのアイスワインを世界的なものにした方です。

二日目はビジネスデーで、セミナーやスポンサーとミーティング
おしゃれな毛皮ファッションショーを見ながらランチ。

夜はバンクーバーのピノ・ポステラーロ氏によるイタリアンのガラ・ディナーでイタリアから10kgの黒トリュフを直送。ポステラーロ氏はミッションヒルズ・ワイナリーの支援を受けていました。

水曜日の昼は日本料理の日で和食のディスカッションとトロントで活躍中の日本食店の料理を披露
日本料理における基本的な食材の説明とその使い方をアドバイスとマグロの解体ショー

トロント総領事山下さん

マグロの解体ショーの詳しい内容写真はこちらをクリックしてください！　

海苔と醤油と柚子コショウで作ったオリジナル和風海苔醤油かけ！

水曜日の夜は鉄人アイアンシェフ、野永料理長によるグランド・ガラ・ディナー
EDOの料理長尾沢氏がアシスタントを務め、他のトロントのシェフ達も協力していただきました。

＊もう１つのイベントは
今回のカナダのイベントの間24日～ＮＹに移動
25日に第１７回日本食レストランショーのゲストシェフで参加
今年のショースローガンは
"Innovative Japanese Cuisine "Delicious Cuisine with Healthy Impact"
日本語のタイトルが拡がる日本食"新しきを求めて"となっております。
例年より抽象的なスローガンになっておりますので、どんな方向からでも責めていけるのですが、基本的には新しい技術、新しい食材、新しい料理法、健康に関わる事や食育問題、安全な日本食、といったものを念頭にセミナーを組み立てているそうです。

出展の一例

日本料理理論　日本食とは何なのか　五感を使って教え
日本の食材や調味料の新しい使い方と包丁の基本的な使い分けと使い方のデモ

大判の海苔を見せ！

海苔を手で細かくもみくずし

海苔と醤油とみりんと柚子コショウと山葵などで作った！
オリジナルの和風海苔醤油かけ！

＊もう１つ

「グラン・クリュ」
９月30日～10月3日の週です。「グラン・クリュ」は非常なスペシャル・イベントです。この５年「グラン・クリュ」は募金イベントを開催しています。25のレストランが支援する25の施設で世界一のワインが振舞われます。昨年はダニエル・ボウルドが参加。ノブNYのトミタトシオ氏はEDOにこの２年間協力しています。パティスリーストーブのサイトウツヨシは2008年に参加。